過去進行形と過去形の違いがわからない
過去進行形はどのような時に使うのか
過去進行形は使い所がわかりづらく悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
こんにちは現在中学生の家庭教師をしているRyuです!
今回は過去進行形についてわかりやすく解説したいと思います。
最後に宿題もついているのでぜひ!
過去進行形
過去進行形について勉強する前に現在進行形について思い出しましょう。
現在進行形
中1の英文法では現在進行形というものを勉強しました。
現在進行形というのは、現在行っている動作、例えば「今テレビを見ている」みたいな文を表す英文です。
今現在行っている動作には、現在形を使うのではないの?
このように感じる方もいませんか?
現在形というのは
・毎朝7時に起きる(I get up at 7 o’clock.)
のような形の英文です。
これは今行っていることというよりは、習慣的に行っていることに用います。
例えば、毎朝7時に起きるだったり、毎週日曜日は野球をするだったり。
対して「今テレビを見ています」のような、「今現在進行している行為には」には現在進行形という形を使います。
I am watching TV now.
(私は今、TVを見ている)
現在進行形の形は、動詞の前にbe 動詞をおき、動詞のをing形に変えた形です。
過去進行形
過去進行形というのは、現在進行形のbe動詞を過去形に変えた形の文です。
現在進行形が今している動作を表すのに対し、過去進行形は、過去のある時点で進行していた動作を表します。
例えばコナン君で、容疑者がアリバイを聞かれた時に、「その時私は、なになにをしていました」というように答えますよね。
その時私は、ホテルでテレビを見ていました
その時、なになにをしていました、というのを表したい時は過去進行形を用います。
つまり
・現在進行形→今進行している行為
・過去進行形→過去のある時点で進行している行為
過去形には進行しているという継続のニュアンスがありません。
例えば、次のような文です。
お父さんが家に帰ってきた時、私は勉強していました。
When my father came home , I was studying.
ここで使っているWhen は接続詞というもので、イメージとしては2つの文を接続することができるイメージです。
過去進行形の疑問文、否定文
過去進行形の疑問文と否定文は現在進行形の疑問文、否定文と同じ作り方です。
be動詞を用いているので、疑問文は主語とbe動詞をひっくり返すだけ、否定文はbe動詞の後にnotを置くだけです。
疑問文
Was he studying then? (彼はその時、勉強していましたか。)
(答え方)
Yes, he is.
No, he is not.
否定文
He was not studying then. (彼はその時、勉強していませんでした。)