現在中学生の家庭教師をしているRyuです!
このシリーズでは英語学習初心者の方に向けて中学英語をわかりやすく解説しています。
中学英語があいまいな方、中学生の方、高校生の英語が苦手な方など、多くの方の役にたつ記事となると幸いです。
今回は動名詞と不定詞について解説します。
最後に今日勉強した内容を身につけるための宿題も用意しているのでぜひ参考にしてください。
動詞を名詞、形容詞、副詞に変化させる方法
さて、中2の英文法では、動詞を名詞や形容詞や副詞のように用いる方法を勉強します。
これにより、今まで表現できなかった日本語の文も英語にできるようになります。
「例えば私は野球をするのが好きです。」のような文は、今までは英文にできなかったでしょう。
likeは他動詞であるため後には目的語である名詞が来なければいけません。
そのため野球をする(play baseball)のが好きという英文では、play の形を変化させ名詞の形に変える必要があります。
動詞を名詞にする方法
動詞を名詞化する方法は2つあります。
動名詞という方法と、不定詞の名詞的用法というものです。
動名詞
動名詞は動詞にingをつけるだけです。
studying (勉強すること) washing(洗うこと)
これにより動詞を名詞として扱うことができるため、主語や目的語として扱えます。
Playing baseball is fun .
(野球をするのは楽しい。)
I don’t like washing dishes.
(私は皿を洗うのが嫌いだ。)
これにより今まで表現できなかった、英文を作れるようになりました。
ingの付け方には少しルールがあります。
①子音字 + eで終わる語はeをとってingをつける。
have → having
②ieで終わる語はieをyに変えてingをつける。
lie → lying
③一つの母音+子音で終わる単語は子音を重ねてingをつける。
run → running(走ること)
swim → swimmng(泳ぐこと)
不定詞の名詞用法
もう一つ不定詞の名詞用法というものがあります。
これは動詞の原形の前にtoをつける方法です。
先ほどの文を変化させると次のようになります。
Playing baseball is fun .
To play baseball is fun.
(野球をするのは楽しい。)
I don’t like washing dishes.
I don’t like to wash dishes.
(私は皿を洗うのが嫌いだ。)
動詞+ing形が、to+動詞に変わるイメージです。
この不定詞には名詞的用法以外にも、形容詞的用法と副詞的用法というものがあります。
すなわち動詞を形容詞と副詞に変化させる方法です。
動詞を形容詞にする方法
不定詞の形容詞用法
toを動詞の前につけて形容詞のように使う方法を不定詞の形容詞用法といいます。
しかし普通の形容詞とは違い、名詞の後ろにくっつける形でしか使えません。
「〜すべき」や「〜するための」という意味を直前の名詞に付け加えます。
I have a lot of homework to do.
(すべき宿題がたくさんある)
I want something to drink.
(何か飲むものが欲しい)
というように用います。
動詞を副詞にする方法
不定詞の副詞用法
toを動詞の前につけて副詞のように使う方法を不定詞の副詞用法といいます。
不定詞の副詞的用法では、行動の目的と、感情の理由を説明できます。
例えば次のような例文があります。
感情
I am sad to hear the news.
(私はそのニュースを聞いて悲しい)
目的
I study hard to pass the exam.
(試験に合格するために一生懸命勉強する。)
感情にはhappy(幸せ)や、sorry(残念)のような単語を用います。