TOEICの勉強を始めたが何から勉強すればいいかわからない
教材が多すぎてどれをすればいいのか、
英語初心者なのだが何から勉強するのが効率がいいか知りたい
このような方も多いのではないでしょうか?
TOEIC学習初心者が、まず勉強するべきは英単語です!
今回の記事ではTOEIC学習初心者が、単語をまず勉強するメリットとオススメの参考書を紹介したいと思います。
これには英語が苦手だった僕が、単語を勉強し始めてから、急に英語の成績が伸びた経験が元になっています。
皆さんも経験があると思いますが、一度苦手と思ってしまった教科は、なかなか成績が上がりません。そうすると
「俺は英語の才能がないから、、あいつは才能があって羨ましい、」などと考えてしまい、英語が得意教科になることはないのだろう、と思い込んでしまいます。
しかし英語が苦手な原因の一つとして単語が疎かであることが多いです。
今回はなぜ単語が疎かだと英語が伸び悩んでしまうのかについて解説しています。
記事を読んで英語を苦手教科から得意教科に帰るためのヒントを得てください!
1. 英語の単語がわからないのは、数学の数字や記号が分からないのと同じ
ではなぜ単語をやることが一番の近道なのでしょうか?
それには英語が他の教科と違って言語であるという特性が関わっています。(国語は母国語なので英語とは異なるでしょう)
まず大前提として英語における単語とは、数学における、数字や記号と同じような意味があります。
文法を学習するにも、長文を読むにも単語はもちろん絶対出てきます。
そのため最初に単語を覚えてしまえば、その後の学習の効率が非常によくなります。
ここで、その都度わからない単語は、調べればいいのではないかと、考える方もいるかもしれません。
これは非常に効率が悪いです。
いわば数学において1や2や、+、ーの意味がわからない、あるいは公式がわからずに問題を解こうとして、その都度調べるのと同じです。。
しかし英語が苦手な方の多くは、単語の多さゆえに、単語を覚えることをめんどくさがってしまいます。
実は英語が苦手な原因は、単純に単語の覚え方が甘いために、文法や長文まで伸び悩んでいることなのです。
また国語などで考えてみると、もし
私は英語が好きです
という文章があったとして、
「私」 「は」 「英語」 「が」「すき」「です」
というそれぞれの単語の意味がわかっていないのに、主語が、述語が、節が、などの話をしても非常に難しいでしょう。
その後の勉強を進める上でも、単語を覚えてしまうことは最も効率が良いのです。
これは中高で出る単語は、ほぼ決まっていること、また文法自体は実はそこまで複雑でなく、単語を覚えてないために、複雑に感じているのかもしれない、という点からも言えます。
また、高校英単語には有名な単語帳「システム英単語」などがありこれでほぼ網羅できます。
これはもちろんTOEICなどの勉強に対しても言えます。TOEICにもよく出る単語があり、その単語を有名な単語帳などでマスターしてから、文法や模試を特作業に移っていった方がはるかに効率がいいです。
2. おすすめの勉強法
おすすめは単語帳を一周するのに時間をかけないことです。
単語を覚える上で重要となってくるのは、人間の記憶のメカニズムを知ることです。
記憶についての有名なものとしてエビングハウスの忘却曲線というものがあります。こういうやつですね。
人間の脳はものを覚えても一時間で56%、1日後には67%忘れるというものです。
ただしこれは全く復習をしなかった場合で、24時間以内に復讐をすれば記憶率は100%に戻ると言われています。
そのため重要なのは、それぞれの単語に触れる頻度を上げることです。
単語を覚えるのに時間がかかる人の多くは、1周するのに時間をかけすぎ、2周目のときにほとんど忘れてしまう方が多いです。
また一周にかかる時間が少ない人の方が、同じ勉強時間でも、より多く繰り返すことができるため、単語に触れる頻度が多く、記憶のメカニズムから見ても効率がいいです。
最も大事なのは繰り返しです!
具体的な手順は次のようになります。
・まず、2週間ほどで一周目を軽くこなします。(この時に完璧に覚える必要はありません。)
・次に1週間ほどで2周目をこなします。
・最後の3周目を1週間かけないくらいで終わらします。
2周目、3周目となるに連れ、かかる時間はどんどん小さくなっていきます。
1ヶ月で三周くらいを目安とし、それで大まかに単語は入ります。
ただ最初は文法などはやらず、単語帳だけに集中した勉強となるのでややつまらないかもしれません。
単語の勉強法に関しては次の記事を参考にしてください。
3. おすすめの単語帳
最後におすすめの単語帳を紹介したいと思います。
僕がオススメするのは「TOEIC TEST英単語出るとこだけ! 得点に直結する最重要630語」です。
有名な単語帳として金フレなどもありますが、この単語帳は単語数が630語と厳選されているため、先ほど話したように一周目をこなすのにかかる時間が少なく、何周も回しやすいです。
また必要な単語はしっかりと網羅されておりオススメです。
単語帳に時間がかかりすぎて、模試を解く時間が少なくなってしまうという本末転倒な状況を回避することもできます。
単語数が多くても愚直にできるという方や、特に試験までの期間が決まっていないという方は、金フレを用いても大丈夫だと思います。
まとめ
・単語を覚えることは、単純作業であり、文章題や長文よりもはるかに心理的なハードルが低いです。
・あとは、単語帳をする「習慣」さえつけてしまえば、はるかに楽に成績を上げることができます。
・習慣化には、通勤の時間やお風呂で単語帳を見るなど、その他の習慣と結びつけることが効果的です。是非試してみてください。
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