「TOEICが解けるようになる気が全くしない」
「スコアが全然上がらない、才能がないのではないか」
「英語は昔から苦手で、自分には向いてない」
このように考えている方も多いのではないでしょうか?
安心してください、どんな方でもTOEICで高得点を取ることは可能です!
僕は英検4級落ちたことあるほど英語が苦手でしたが、TOEIC860点を取れるまで英語力を向上することができました。
そこで今回は僕が860点を2ヶ月で達成するまでにやった全てのことを紹介させていただきます。
同じように英語が苦手な方や、TOEICを受験しようとしているが、やるべきことが思いつかない方などは是非参考にしていただきたいです。
1.発音記号の勉強
発音記号の勉強はリスニング力向上に欠かせません!
リスニング力を上げたい方には最もオススメです。
しかも意外と勉強していない方が多く穴場です。
僕もリスニングがなかなか上がらず、ひたすら英語の音声を聴いたり、高速にして聞いてみたりなど色々試しましたが効果はありませんでした。
しかし、発音記号を勉強し始めてから一気にリスニング力が上がり、TOEICのスコアも伸びていきました。
これは「発音できない音は聞き取れない」と言われるように、発音を学ぶことは、リスニングに深く関わっているからです。
英語の発音は一見すると、日本語の発音で置き換えられそうです。
例えば、「apple」を「アップル」と発音できそうですよね。
しかし厳密には英語と日本語の発音は全く違います。
具体的には、舌の使い方がかなり異なります。
そのため発音記号を知らない方は、日本語の発音に置き換えて理解しようとします。
つまり、「apple」を「アポー? ああappleのことか」と
いうふうになり、理解に時間がかかります。
発音記号を学んでいると、一気に英語の単語の意味が理解できるので、リスニングを高速で処理することができるようになります。
またTOEICのスコアはリスニングの方が上げやすいという特徴があるため、全体のスコアアップのためにも、まずリスニング力を上げることは大切です。
教材には「英語耳」という教材を使いました
発音記号については次の記事を参考にしてください。
2. TOEIC単語帳
TOEICには特有のビジネス単語が出ます。
そこでTOEIC専用の単語帳を一冊こなしました。
僕は単語数の少ない「TOEIC TEST英単語出るとこだけ! 得点に直結する最重要630語」という単語帳を使いました。
有名な「金フレ」などでもいいと思います。
また単語を最初に勉強することは、その後の勉強の効率を上げるためオススメです。
単語の覚え方については次の記事を参考にしてください。
3. TOEIC専用文法書
TOEICのリーディング部分には最初に30から40問ほどの文法問題があります。
ここを早く解くことが、その後の長文問題に時間を残すことにつながり、リーディングパートのスコアの底上げにつながるので、非常に重要です。
TOEICで頻出する文法パターンは決まっているため、専用の文法書で完璧にしました。
おすすめは「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」です。
4. シャドーイング
シャドーイングは英語の音声の後に続くように、自分も発生する方法です。
合唱のカエルの歌のようなイメージです。
シャドーイングは、聞き取れない部分を明確にでき、リスニング力を飛躍的に上げることができるのでオススメです。
シャドーイングは模試10回分ほど行いました。
パート3、4に対してシャドーイングしましたが、パート3、4では一冊に33個ほどの会話文があります。
一個につき6回ずつ行ったので、
6✖️33✖️10=1980回行いました。
模試には公式問題集を用いました。
シャドーイングについては次の記事を参考にしてください。
5. 公式問題集
TOEICの点数を上げるには、試験に慣れることが非常に大切です。
英語力の基礎がある人は、試験に慣れるだけで簡単に800点を超えます。
そこで、試験慣れのために模試を10回分ほど解きました。目安としては3日に一回のペース、で行い2日間を復習に当てていました。
復習には先程お話ししたシャドーイングを用いていました。
復習の仕方は次の記事を参考にしてください。
6. TOEICのテクニックを勉強した
TOEICのスコアアップにはテクニックの習得が意外と重要です。
このテクニックというのは、先読みや、リーディングの時間配分、リスニングの解き方のコツなどのことです。
これについては「TOEIC L&Rテスト直前の技術」という教材を使いました。
試験の2週間前からで間に合うというコンセプトの書籍ですが、試験のの1週間前ほどから読み始めても十分間に合いました。色々なテクニックを解説されているので、おすすめです。
ただ注意点として、基礎が身についてないうちにテクニックに頼りすぎると、伸び悩む可能性があるので、気をつけてください。
7. 多読を行なった
多読は英語学習において非常に効果が高いとされています。
有名な話として、村上春樹さんが英語をマスターするために、読む本を全て洋書に変えてマスターしたという話があります。
よく100万語でTOEICの点数が大きく伸びると言われ、100万語を目標にしようという話を見ます。
僕はハリーポッターを「謎のプリンス」というシリーズの6冊目まで読んだのですが、ここまでで約80万語ほどでした。これは3年ほどかけて行なったので、2ヶ月の間で行なったことに、含めるかは迷いましたが、スコアアップに大きな影響を与えていると感じたので、書かせていただきました。
多読の効果に関しては、まず返り読みは無くなりますし、読むスピードが、各段位上がります。また、英語を理解する速さも上がるため、リスニングにも効果を及ぼすように感じます。
ただ多読は効果が出るのに時間がかかるので、早く結果を出したい方にはお勧めできないかもしれません。しかし間違いなく効果があると感じました。
おすすめはやはり、自分の好きなシリーズの洋書を読むことです。僕の場合はハリーポッターが好きで、映画である程度内容がわかっていたので読みやすかったです。
シリーズものは、一冊読んで仕舞えば、どんどん読むのが楽になっていきます。なぜなら出てくる単語が同じようなものが多いからです。
コツとしては、辞書を引かない、勉強と考えず楽しんでよむ、読むのを習慣化することです。
一番大変なのは1冊目を読み切ることですが、逆にそこを読み切れれば、一気に多読量を増やしていけます。
多読については次の記事を参考にしてください。
8. TOEIC系のYouTuberのチャンネルを見た
勉強法やテクニックに関して、YouTubeなどでの勉強は非常に有効です。
特にTOEIC900点や、満点をとられている方の勉強法は、非常に参考になります。
YouTubeが発達し、無料で有益な情報を得られるようになった今、利用しない手はありません。
9. 英語のニュースや番組を見た
英語のニュースに関してはBBCニュースや、スマートニュースなどを見ていました。これは先ほど話した多読のおける効果もありますし、TOEICはビジネス系の話題が出ることが多いので、普段からビジネス系の文章に触れておくことは、語彙を増やす意味でも重要です。
またTEDなどの英語の講演チャンネルも見ていました。これの効果は正直あまり聞き取れないので、それほど高くはないような気がします。ただ生きた英語を聞くことは、単に模試などを使った勉強をし続けるマンネリを解消してくれますし、単純に色々な話題について話されていて、知的好奇心が刺激されお勧めです。
10. 友達と勝負した
これが意外と僕にとっては大きかったような気がします。単に一人で勉強するのではなく、スコアが高かった方が、飯を奢ってもらうという条件で勝負しました。
もちろん就活のためなども立派なのですが、なかなか自分一人では頑張れいことも多いので、友達と勝負するというのは結構お勧めです。
SNSなどで呼びかけて、一緒に勉強していくなどもありかと思います。
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