
TOEIC700を最短でとる勉強法が知りたい!

700点の壁を超えられない。

700点とって就活で周りと差をつけたい!
このような方も多いのではないでしょうか?

こんにちはTOEICの勉強法を紹介するブログをやっているRyuです!
僕は大学院の受験でTOEICが必要となり勉強したのですが、1回目の受験で855点、2回目で860点を取ることが出来ました。
その間の勉強期間は1〜2ヶ月ほどです。
しかし決して英語の才能があるからではありません。
むしろ最初は英検4級に落ちたことがあるほど英語が苦手でした。
そんな中なぜTOEIC860まで英語力をあげれたかというと、僕がやったことは、たった一つ
それは
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「勉強方法を調べまくったことです。」
現在はネットやYouTubeなど様々な場所でTOEIC満点のかたなどが勉強方法を紹介しています。
これらは非常に有益です。
しかし情報が多すぎて、英語が苦手な人には向いていないような勉強法も多くあります。
それらの中から実際に試す中で、英語が苦手なかたにとって有効な勉強法がわかるようになりました。
今回はTOEIC700点を超えるための効率的な勉強法を紹介しようと思います。
TOEIC700点に壁を感じている方も多いでしょうが、実際は正しい方法で勉強すればそれほど高い壁ではありません。
楽して700点超えちゃいましょう!
700点のレベル

(参照 TOEICスコアのコミュニケーション能力レベルとの相関表)
700点はBとCの間くらいでほぼBくらいのイメージですね。
日常会話はでき、特定の分野の会話も少しできるが、どんな場合でも適切なコミュニケーションができるといったレベルには至っていないイメージでしょう。
ビジネスとなると不安があるかもしれませんが、海外旅行などは充分行えるレベルでしょう。
700点とるメリット
TOEICで700点を取るメリットには次のようなものがあります。
①就職に有利

TOEICで700点を獲得すると就職で有利になります。

上図のように60%以上の企業が昇進、昇格の条件としてTOEICを参考にしている、あるいは参考にする可能性があると答えています。

また採用に関しても、70%近くの企業が参考に、将来参考にすると答えている企業まで含めると8割を超えます。
TOEICを勉強することで就職や昇進に大きなアドバンテージとなります。
加えて次のグラフのように大学生の平均スコアは574点ほどです。

(参照 TOEIC®Program DATA&ANALYSIC 2020 2019年度受験者数と平均スコア)
これは個人で受けに行った大学生のスコアのため、大学で集団で受けさせられている生徒のスコアよりも高くなっています。
集団で受けた大学生のスコアは次のようになっています。

(参照 TOEIC®Program DATA&ANALYSIC 2020 2019年度受験者数と平均スコア)
こちらは大学生の平均スコアが455点となっています。
これらから考えると大学生の平均スコアは500点前半くらいだと考えられます。
4年生の方がスコアが高くなることを考えても、就活生の平均スコアは600点に及ばないでしょう。
そのためTOEICを受けているということで、まず差別化がはかれますし、700点を超えているとなればかなり印象がいいでしょう。
就活を有利に進めたいという方はぜひTOEICを勉強しましょう!
②海外旅行などを楽しめる

純粋に海外旅行を楽しめるのも大きなメリットです。
英語を身につけることでいろんな国に行けるようになりますよね。
そのほうが人生楽しいですよね!
③英語の情報を取り入れられる

現在グローバル化社会が進み、様々な国の情報を取り入れられるようになりました。
日本語の情報だけでなく、英語でも情報を得ることで、より新たな視点や価値観に触れる機会を増やせるため非常に有益だと思います。
④自信がつく

これは少し副次的な効果ですが、TOEICで高得点を取ることは自信につながります。
他の人に褒められたり驚かれたりするのは気持ちいいですし、努力して高い点数をゲットすればその分達成感も大きく自信となります。
700点取るのにかかる勉強時間
では700点を取るためにはどのくらい勉強すればいいのでしょう。
TOEICのスコアを上げるには一定以上の勉強量が不可欠です。

オックスフォード大学出版による教員向けの資料を参考にすると、現在のスコアと目標とするスコアから必要な勉強時間がわかります。
650点から750点に上げる場合、225時間ほどの勉強時間が必要です。
仮に2ヶ月で100点あげようとした場合1日3〜4時間ほどの勉強時間が必要になります。
ただその人の実際のレベルによっても変わるのであくまで参考程度にしてください。
例えば試験に慣れていない、もしくは単語を知らなくて点数が低かったなどの人は意外とすぐに点数が伸びたりします。
逆に基礎的な文法知識が不足していてスコアが低い方などは少し多めの時間がかかる可能性もあります。
ただし、スコアを上げるためには一定の勉強時間が必要であることは理解しておきましょう。
700点を最短でとる勉強法
ではどのようにすれば700点を最短で取れるか解説していきます。
前提条件
700点を目指す上で、あなたがどのレベルかによってやるべきことが変わってきます。
大学受験をされた方と、中学の英文法がわからない方に同じ勉強法をしなさいというのは無理があるでしょう。
まず中学と高校の英文法と単語に不安がある方はそこを勉強しましょう。
高校英文法まで完璧にしろとはいいませんが中学の英文法と単語は最低でも完璧にしてからTOEICの勉強に移りましょう。
その方が絶対早いです。
例えば、過去形がわからない状態でTOEICの模試を解いて勉強するというのは非常に遠回りだし、厳しい言い方ですとお金の無駄になってしまいます。
まずは中学の英文法と単語を完璧に、できるなら高校までの文法と単語を完璧にしてからTOEICの勉強に入りましょう。

単語が覚えられない!
そんな方は次の記事を参考にしてみてください。
英文法に関しては薄い問題集を1冊完璧にすれば充分です。
700点取るためのポイント
さて高校までの英文法と単語が完璧という方はもうほとんど700点取れたようなものです。
あと必要なのは2つです。
①TOEIC専用の単語を身につける
TOEICでは特有のビジネス単語が出題されます。
700点を越えようとした場合、単語帳は絶対に完璧にしましょう。
とりあえずは単語帳です。
模試を始める前に単語帳を完璧にすることでその後の勉強がスムーズになります。
ポイントは3周はすることです。
単語帳というのは繰り返すことで定着し効果を発揮します。
1周目は多少雑でもいいのでとりあえず3周しましょう。
単語の覚え方に関しては次の記事を参考にしてください。
②テクニックを身につける
TOEICの点数を上げるにはテクニックが非常に重要です。
もちろん基礎がない状態で小手先のテクニックに頼ると伸び悩むことにつながります。
そのため前提条件で高校までの単語と文法を完璧にしておきましょうという話をしました。
なぜTOEICにテクニックが必要かという2つの理由があります。
・リスニングが一回しか読まれない
・問題が非常に多い
リスニングが一回しか読まれない
TOEICではリスニングが一回しか読まれません。
センター試験などでは2回読まれますね。
そのため根本的に解き方が違います。
一回しか読まれないということは、問題文を聞いてから、もう一度聞き直すことが出来ないのです。
そのため、先に問題を見ておく技術(先読み)や、どのように問題をとき進めていくかなどが非常に重要になります。
またパートごとに答えを導くテクニックがあるのですが、これらを勉強した上で模試を解いていくことで、非常に効率的に点数を上げることが出来ます。
問題が非常に多い
TOEICは問題が非常に多いのが特徴です。
そのためほとんどの方は最後まで解き終わらずに終わってしまいます。
当たり前ですが全て解けた方と、半分しか解けていない方では点数に大きな差がでてしまいます。
そのため全て解き終わる、またはほぼ全て解き終わる状態になることが大切です。
ここでも時間配分や問題を早く解くテクニックが重要となってきます。
これらのテクニックを身につけるには次の本が有効です。
これは、TOEICを解く際のテクニックに関して解説している本です。
先読みや、文法問題を早く解く方法、リスニングのテクニックなど、様々なテクニックが解説されています。
新形式にも対応しており安心です。
②TOEICに慣れる
さてテクニックが重要と話をしましたが、これらのテクニックは本を読むだけでは身につきません。
実際に模試を解いて自分のものにすることが重要です。
そこで公式問題集を解くようにしましょう。
繰り返し公式問題集を解くことで模試に慣れることがTOEICのスコアを上げるうえではとても大切です。
具体的な勉強法
ここまででやることは大体わかったと思います。
最後に具体的にどうすれば700点超えるのか解説します。
リスニング
リスニングでやるべきことはこの2つだけです。
①発音記号勉強する
②模試を解いて復習にシャドーイングをする
僕も2ヶ月でリスニング445点とれましたが、これしかやっていません。
①発音記号勉強する
発音記号というのは英語の発音の仕方のことです。
英語を日本語は厳密には発音が違うので、これを勉強してないとぶっちゃけリスニングで高得点は不可能です、というより時間が無駄にかかります。
発音記号は量も少なくリスニング力に直結するので、やらない理由がありません。
発音記号に関しては次の記事を参考にしてください。
②模試を解いて復習にシャドーイングをする
発音記号勉強したらあとはひたすら模試を解いて復習するだけです。
このときリスニングに関してはシャドーイングを行いましょう。
シャドーイングとは、英語の音声を聴きながら、その後に続けるようにして、自分も発音していくという練習です。
要するに、英語で合唱の「カエルの歌」を歌うイメージです。
英語の影(シャドー)を追うように、自分も発音していきます。
リスニングができないのには大きく分けて2つの原因があります。
① 単純に音が聞き取れていない。
② 聞き取れてはいるが、英語を理解できていない。
改善方法としてはまず英語を聞き取れるようにすることが先です。
当たり前ですが聞き取れないことには、その次の「英語を理解する」というステップに進めません。
長文がしっかりと読め、文法も完璧な方は、意外と英語を聞き取れるようにすることで、リスニングのスコアが急激に伸びます。
この「聞き取れない」という状況を改善する方法としてシャドーイングが非常に有効なのです。
シャドーイングに関しては次の記事を参考にしてください。
リーディング
リーディングに関しては時間配分の練習だけ意識するようにしましょう。
TOEIC受験者の多くはリーディングパートが解き終わりません。
特に初心者の方はかなり解き終わらない問題が出る可能性があります。
700点を超えるた目に重要なのは1つの問題に固執しないことです。
難問か捨てても十分可能なスコアなので、それよりもできるだけ解きおわるように時間配分に気をつけながら模試を行いましょう。
また余裕がある方は文法書を1冊こなしておくのがオススメです。
TOEICのPart5は文法問題が30問ほど出るのですが、ここを早く解けるかが、後ろの長文問題に時間を残すポイントになります。
オススメは出る1000という教材ですが、かなり量が多いので800点目指さない方は使わなくていいかもです。
出る1000の使い方に関しては次の記事を参考にしてください。
全部まとめると
やることはこんな感じです。
①中高までの単語と文法は完璧に
②TOEIC専用の単語帳
③発音記号勉強
④テクニックを勉強(直前の技術使う)
⑤模試を解きまくってテクニック定着(このときシャドーイングする)
+余裕があったら文法書
これだけを2ヶ月ほどやれば800点近くいきます。
少なくとも700点は絶対超えます。
ぜひ頑張ってください。
Part別に対策法もまとめているのでぜひ参考にしてください。