TOEIC700を最短でとる勉強法が知りたい!
700点の壁を超えられない。
700点とって就活で周りと差をつけたい!
このような方も多いのではないでしょうか?
こんにちはTOEICの勉強法を紹介するブログをやっているRyuです
現在私は、TOEIC915点を獲得しており、外資系の企業への内定をいただいてます。
どうせ昔から英語が得意だったんでしょ?
こう感じる方もいるかもしれません。
しかし、むしろ僕は最初は英検4級に落ちたことがあるほど英語が苦手でした。
そんな中なぜTOEIC915まで英語力をあげれたかというと
ズバリ、
「勉強方法を調べまくったからです。」
現在はネットやYouTubeなどで、TOEICに関して、様々な勉強方法が紹介されています。
これらは非常に有益です。
しかし情報が多すぎて、英語が苦手な人には向いていないような勉強法も多くあります。
私がTOEICのスコアを915まで上げられたのは、様々な勉強法を試し、試行錯誤を繰り返すことで、「なぜリスニングが聞き取れないか?」「効率よくスコアを上げるにはどうすればいいか」が、分かるようになったからです。
しかし私自身、正しい勉強法がわかるようにはかなりの時間を有しました。
非効率な勉強法を試して成果が出なかったこともあります。
この記事を読んでいるあなたには、そんな思いはしてほしくありません。
今回はTOEIC700点を超えるための効率的な勉強法を紹介しようと思います。
「非常に有益な方法なので、ここからは有料です。」みたいなチンケなことは言いません!
みんなで楽して700点超えちゃいましょう!
700点のレベル
勉強に移るまえに、「700点ってどれくらいのレベルなのか」気になる方も多いと思います。
コミュニケーションレベル
700点あればどのくらい話せるの?
以下の表をご覧ください。
(参照 TOEICスコアのコミュニケーション能力レベルとの相関表)
こちらはTOEICを運営する国際ビジネスコミュニケーション協会が公式に出している表です。
700点はBとCの間くらいで、ほぼBくらいのイメージですね。
つまり日常会話はほぼ問題ないが、ビジネス会話や特定分野の会話には、難しさを感じるレベルでしょう。
ビジネスとなると不安があるかもしれませんが、海外旅行などは充分行えるレベルでしょう。
上位何割か
700点を獲得すると受験者の上位何割に該当するのでしょうか?
(参照 https://www.iibc-global.org/toeic/official_data/lr/data_avelist.html)
TOEICを運営する、国際ビジネスコミュニケーション協会が、公式に発表しているデータでは、695点以上の割合が、全体の33.4%ほどとなっています。
そのため700点以上は、受験者の上位33%ほどと考えることができるでしょう。
700点は受験者の上位33%!
700点とるメリット
TOEICで700点を取るメリットには次のようなものがあります。
①就職に有利
就職活動を控える学生や、転職活動を控える方にとっては、嬉しい情報だと思います。
こちらのグラフをご覧ください。
上図のように60%以上の企業が昇進、昇格の条件としてTOEICを参考にしている、あるいは参考にする可能性があると答えています。
また採用に関しても、70%近くの企業が参考に、将来参考にすると答えている企業まで含めると8割を超えます。
もちろん、TOEICだけで内定が決まることはないでしょうが、1つの強みとして持っていると、かなり有利に就職活動を進めることが可能です。
実際私も就職活動を進める中で、9割以上の企業でTOEICのスコアの申告を求められました。
また次のグラフのように、大学生の平均スコアは574点ほどです。
(参照 TOEIC®Program DATA&ANALYSIC 2020 2019年度受験者数と平均スコア)
これは個人で受けに行った大学生のスコアのため、大学で集団で受けさせられている生徒のスコアよりも高くなっています。
集団で受けた大学生のスコアは次のようになっています。
(参照 TOEIC®Program DATA&ANALYSIC 2020 2019年度受験者数と平均スコア)
こちらは大学生の平均スコアが455点となっています。
大学生の個人と集団のスコアの平均を人数も考えて計算すると、502点程度となります。
502点(大学生の平均点)
4年生の方がスコアが高くなることを考えても、就活生の平均スコアは600点に及ばないでしょう。
700点を越えていれば、他の大学生に対して大きく差別化を図れます!
就活を有利に進めたいという方はぜひTOEICを勉強しましょう!
②海外旅行などを楽しめる
純粋に海外旅行を楽しめるのも大きなメリットです。
英語が通じる国は74ヶ国もあると言われています。(参照 せかいじゅうライフ)
英語が話せるだけで、様々な国の方とコミュニケーションがはかれ、いろんな国に行くことが可能です。
人生の幅や可能性が広がるのはとっても大きなメリットですよね!
③グローバルな情報の取得
現在グローバル化社会が進み、様々な国の情報を取り入れられるようになりました。
日本語の情報だけでなく、英語でも情報を得ることで、より新たな視点や価値観に触れる機会を増やせるため、非常に有益だと思います。
特に日本が経済大国だった時代から、変化して行ってる現在、外の国の情報を手に入れる力は必須になってくると感じます。
④自信がつく
これは少し副次的な効果ですが、TOEICで高得点を取ることは自信につながります。
単純に他の人に褒められたり驚かれたりするのは嬉しいですし、また努力して高い点数をゲットすれば、その分達成感も大きく自信となります。
700点取るのにかかる勉強時間
では700点を取るためにはどのくらい勉強すればいいのでしょう。
TOEICのスコアを上げるには一定以上の勉強量が不可欠です。
以下の表をご覧ください。
オックスフォード大学出版による教員向けの資料を参考にすると、現在のスコアと目標とするスコアから必要な勉強時間がわかります。
650点から750点に上げる場合、225時間ほどの勉強時間が必要です。
仮に2ヶ月で100点あげようとした場合1日3〜4時間ほどの勉強時間が必要になります。
ただその人の実際のレベルによっても変わるのであくまで参考程度にしてください。
例えば試験に慣れていない、もしくは単語を知らなくて点数が低かったなどの人は、意外とすぐに点数が伸びたりします。
逆に基礎的な文法知識が不足していてスコアが低い方などは少し多めの時間がかかる可能性もあります。
ただし、スコアを上げるためには一定の勉強時間が必要であることは理解しておきましょう。
700点を最短でとる勉強法
ではどのようにすれば700点を最短で取れるか解説していきます。
前提条件
まず重要なことは自分のレベルがどのくらいなのかを理解することです。
Point1
◎ 自分のレベルを理解する
700点を目指す上で、あなたがどのレベルかによってやるべきことが変わってきます。
大学受験をされた方と、中学の英文法がわからない方に同じ勉強法をしなさいというのは無理があるでしょう。
ではどうやって自分のレベルを判断すれば良いか?
それは模試を解くことです。
Point2
◎ 模試を解く
・600点以下の方→ 高校までの文法や単語に不安がある可能性大
・600点以上の方→基礎力に不安無し、TOEIC用の勉強に移る
まず中学と高校の英文法と単語に不安がある方はそこを勉強しましょう。
「高校英文法まで完璧にしろ!」とはいいませんが、中学の英文法と単語は、最低でも完璧にしてからTOEICの勉強に移りましょう。
その方が格段に効率がいいです。
中学英語がわからない状態で、TOEICの模試を解いて勉強すると、分からない文法が出てくるたびに確認しなければいけません。
これは、非常に遠回りだし、厳しい言い方ですとお金の無駄になってしまいます。
まずは中学の英文法と単語を完璧に、できるなら高校までの文法と単語を完璧にしてからTOEICの勉強に入りましょう。
単語が覚えられない!
そんな方は次の記事を参考にしてみてください。
英文法に関しては、次のような薄い問題集を1冊完璧にすれば充分です。
700点取るためのポイント
さて高校までの英文法と単語が完璧という方はもうほとんど700点取れたようなものです。
あと必要なのは4つです。
①TOEIC専用単語
TOEICでは特有のビジネス単語が出題されます。
700点を越えようとした場合、単語帳は絶対に完璧にしましょう。
とりあえずは単語帳です。
模試を始める前に単語帳を完璧にすることでその後の勉強がスムーズになります。
ポイントは3周はすることです。
単語帳というのは繰り返すことで定着し効果を発揮します。
1周目は多少雑でもいいのでとりあえず3周しましょう。
単語の覚え方に関しては次の記事を参考にしてください。
②TOEIC専用テクニック
TOEICの点数を上げるには、テクニックが非常に重要です。
もちろん基礎がない状態で小手先のテクニックに頼ると、伸び悩むことにつながります。
そのため前提条件で高校までの単語と文法を完璧にしておきましょうという話をしました。
なぜTOEICにテクニックが必要かという2つの理由があります。
・リスニングが一回しか読まれない
・問題が非常に多い
リスニングが一回しか読まれない
TOEICではリスニングが一回しか読まれません。
センター試験などでは2回読まれますね。
そのため根本的に解き方が違います。
一回しか読まれないということは、問題文を聞いてから、もう一度聞き直すことが出来ないのです。
そのため、先に問題を見ておく技術(先読み)や、どのように問題をとき進めていくかなどが非常に重要になります。
またパートごとに答えを導くテクニックがあるのですが、これらを勉強した上で模試を解いていくことで、非常に効率的に点数を上げることが出来ます。
問題が非常に多い
TOEICは問題が非常に多いのが特徴です。
そのためほとんどの方は最後まで解き終わらずに終わってしまいます。
当たり前ですが全て解けた方と、半分しか解けていない方では点数に大きな差がでてしまいます。
そのため全て解き終わる、またはほぼ全て解き終わる状態になることが大切です。
ここでも時間配分や問題を早く解くテクニックが重要となってきます。
これらのテクニックを身につけるには次の本が有効です。
これは、TOEICを解く際のテクニックに関して解説している本です。
先読みや、文法問題を早く解く方法、リスニングのテクニックなど、様々なテクニックが解説されています。
新形式にも対応しており安心です。
③TOEICに慣れる
さてテクニックが重要と話をしましたが、これらのテクニックは本を読むだけでは身につきません。
実際に模試を解いて自分のものにすることが重要です。
そこで公式問題集を解くようにしましょう。
繰り返し公式問題集を解くことで模試に慣れることがTOEICのスコアを上げるうえではとても大切です。
④リスニング重視
700点越えを目指す場合はリスニングのスコアを上げることを意識して勉強しましょう。
これは、リスニングがリーディングに比べて圧倒的に点が取りやすいからです。
これは次のグラフを見ても分かるかもしれません。
(参照 https://www.iibc-global.org/library/default/toeic/official_data/pdf/DAA.pdf)
このグラフでは、濃い青がリスニング、薄い青がリーディングとなっていますので、リスニングの方が30%も平均スコアが高くなっています。
TOEICのリーディングは問題数がかなり多く解き終わらない人も多いです。
対してリスニングは慣れさえすればかなり高得点を狙えます。
リスニング
リスニングでやるべきことはこの2つだけです。
①発音記号勉強する
②模試を解いて復習にシャドーイングをする
僕も2ヶ月でリスニング445点とれましたが、これしかやっていません。
①発音記号を勉強する
発音記号というのは英語の発音の仕方のことです。
英語を日本語は厳密には発音が違うので、これを勉強してないとぶっちゃけリスニングで高得点は不可能です、というより時間が無駄にかかります。
発音記号は量も少なくリスニング力に直結するので、やらない理由がありません。
発音記号に関しては次の記事を参考にしてください。
②模試を解いて復習にシャドーイングをする
発音記号勉強したらあとはひたすら模試を解いて復習するだけです。
このときリスニングに関してはシャドーイングを行いましょう。
シャドーイングとは、英語の音声を聴きながら、その後に続けるようにして、自分も発音していくという練習です。
要するに、英語で合唱の「カエルの歌」を歌うイメージです。
英語の影(シャドー)を追うように、自分も発音していきます。
リスニングができないのには大きく分けて2つの原因があります。
① 単純に音が聞き取れていない。
② 聞き取れてはいるが、英語を理解できていない。
改善方法としてはまず英語を聞き取れるようにすることが先です。
当たり前ですが聞き取れないことには、その次の「英語を理解する」というステップに進めません。
長文がしっかりと読め、文法も完璧な方は、意外と英語を聞き取れるようにすることで、リスニングのスコアが急激に伸びます。
この「聞き取れない」という状況を改善する方法としてシャドーイングが非常に有効なのです。
シャドーイングに関しては次の記事を参考にしてください。
余裕がある方はリーディングも
リーディングに関しては時間配分の練習だけ意識するようにしましょう。
TOEIC受験者の多くはリーディングパートが解き終わりません。
特に初心者の方はかなり解き終わらない問題が出る可能性があります。
700点を超えるために重要なのは1つの問題に固執しないことです。
難問か捨てても十分可能なスコアなので、それよりもできるだけ解きおわるように時間配分に気をつけながら模試を行いましょう。
また余裕がある方は文法書を1冊こなしておくのがオススメです。
TOEICのPart5は文法問題が30問ほど出るのですが、ここを早く解けるかが、後ろの長文問題に時間を残すポイントになります。
オススメは出る1000という教材ですが、かなり量が多いので800点目指さない方は使わなくていいかもです。
出る1000の使い方に関しては次の記事を参考にしてください。
全部まとめると
やることはこんな感じです。
①中高までの単語と文法は完璧に
②TOEIC専用の単語帳
③発音記号勉強
④テクニックを勉強(直前の技術使う)
⑤模試を解きまくってテクニック定着(このときシャドーイングする)
+余裕があったら文法書
これだけを2ヶ月ほどやれば800点近くいきます。
少なくとも700点は絶対超えます。
ぜひ頑張ってください。
Part別に対策法もまとめているのでぜひ参考にしてください。